2014年5月2日金曜日

春の旬菜、たっぷり!

●11連休の方もいらっしゃる今年のゴールデンウィーク、折り返しも過ぎましたが、明日からが4連休で、やっとGW気分-という方も多いと思います。
私どもでも、忙しくお客様をお迎えしておりますが、この時期は、この季節ならではの旬の山菜をたくさんお出ししております。

ここは、深い山ですので、山菜の宝庫ですが、実は、自分達ではなかなか採ることができません。
お客様をお迎えしていると、その時間がありませんが、幸いなことに、ご近所(-といっても、人里離れた場所で、ご近所が遠いのですが・・・笑)の皆さんが、新鮮な朝採り山菜をたくさんわけてくださいます。
山菜って、採るのにも時間がかかりますし、下処理も、かける手間隙は相当なもので、それをしないと美味しいものに仕上がりません。(だから、お店では高級品になります。)
コゴミ ・ コシアブラ ・ タカノツメ ・ ゼンマイ ・セリ ・ 山ミツバ ・ 山ウド ・ タラの芽 ・ ワラビ ・ 竹の子(時期を追って孟宗竹、真竹、葉竹)・・ どれも、個性の強い春の味わいを持つ「山菜の優等生」です。

今朝は、近くの神原さんから、「ワラビやセリを採ったから取りに来て-。」と電話をいただきました。 
小林さんは、自宅の山で採った掘りたてタケノコを、薪で炊いた釜で茹でて持ってきてくれました。
(タケノコって、鮮度が命で、掘りに行く前に釜に火を入れて、持ち帰ったら直ぐに茹でるのが美味しく食べるコツですが、まさに、その状態のタケノコを届けてくれます。スーパーで売っている、切り口が乾いてしまったようなモノとは、味わいが全く違います。)
菊池さんは、今朝、5時に家を出て採ってきたというタラの芽やらコシアブラ、タカノツメを届けてくれました。

どれもこれも、春の深い味わいを感じる山菜ですが、一生懸命に採って届けてくれる皆さんの思いを有り難くいただいております。
小林さんも、神原さんも、菊池さんも・・、お客様とは触れあうことはありませんが、私どもの季節の旬の野菜・山菜は、こうした地元の皆さんに支えられています。

お昼にタケノコご飯にしましたが、香りふくよかで、大地の恵みを食べているのを実感しました。
いただいた葉物は、下処理をして、適度に湿らせたキッチンペーパーで包んでタッパで冷蔵保存します。
これで、GW最終日くらいのまでのお客様には、天ぷら、胡麻和え、サラダ、炒め煮、味噌汁など、春の旬菜をお楽しみいただけます。

直採り山菜は、この時期だけのものですが、季節毎の野菜なども、ご近所の皆さんにわけていただいていますので、新鮮ですし、なにより農薬を使用していないお野菜を食していただけます。
それぞれの、素材の味わいが分かるお客様には、必ず納得していただける素材です。
そんな素材が集まって、「美味しかった~!!」と言っていただけるお料理をお出しできています。
小林さんにも、神原さんにも、菊池さんにもに感謝して、お客様をお迎えしています。



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