2014年10月16日木曜日

いらっしゃいませ!よりも…、ようこそ、お帰りなさい!

●先日、お客様とお話しをしておりましたら、私どもに来た最初の印象は、お宿というよりも瀟洒な民家という印象を受けたということでした。
これまでも、何人かのお客様に同様のお話しを伺いました。

私どもは、建物に宿を示す施設看板も出しておりませんし、玄関を入ってもロビー的な空間がありません。
これは、建築当初から意図した設計で、外観は普通の民家のように、さらに玄関に足を踏み入れた時も、お宿然とせず、田舎の親せきにきたような-、そんな宿でありたいというコンセプトで設計しております。
お客様を、大事な友人・知人、親せきを招くようにお迎えしたいという思いでのデザインです。

一方、宿には、非日常的な空間があることも大事な要素ですので、館内は、外からのイメージとは少し違ったデザインになっています。
お風呂までの廊下は、和の中に洋の空間が同居しており、建築デザインが好きなお客様は、「わあ、綺麗~!」とか、「へ~!」、「ステキ~!」と声を出されるお客様もたくさんいらっしゃいます。
日立市の荒井設計工房のデザインですが、梁をまたぐ束の角度などもご覧いただければと思います。

お顔なじみのお客様も多く、お馴染み様にご贔屓にしていただいておりますが、これからも建物に込めた思い同様、親せきや友人・知人を招く気持ちでお客様をお招きしてまいります。
言葉では、「いらっしゃいませ!」とご挨拶していますが、心の中では、「ようこそ、お帰りなさい!」の気持ちでお迎えしております。
このホームページを初めてご覧いただいたお客様には、いつか機会をおつくりいただいてお出かけいただけますと幸甚です。
お出かけいただいたことがあるお客様が、このホームページをご覧でしたら、またのお出かけをお待ち申し上げております。

今夜は、いつもより冷え込んでおります。
日中との寒暖差がある時期ですので、皆さま体調を壊しませんようになされてください。