2014年5月26日月曜日

オガタマの香りを添えてお出迎え

●今年は、この季節になっても寒暖の差が激しい日が続いています。
今年はバラが綺麗に咲かないように思いますが、皆さんの身近ではいかがですか?
私どものバラも、今年はハズレです。
バラの香りが好きで、赤・白・ピンク・黄色の4本を鉢で育てていますが、バラは好きな香りの「大関」で、好きな香りの「横綱」は、オガタマという花です。
あまり聞き慣なれない名前かもしれませんが、甘いバナナのような、クレープのような香りが、この時期には庭に漂います。
花をポケットに入れていると、体温で温められて香りが増して、何にも変えがたい天然のコロンのようです。
オガタマ…少し覚え難い名前ですが。、金木犀にもバラにも勝る香りで、宿の周りに何本も植えています。(「オガタマの宿」と冠を付けたいくらいです…笑)
この時期、私どもは、甘い香りを添えてお客様をお迎えしております。
皆さまの庭にも、お勧めです!





ガラスの輝き!

●今日は、営業を休んで、館内の床などのワックス掛けをしました。
私どもの廊下等は、赤松の合板を使用しており、明るい色調に赤松特有の木目が走っていますが、ワックスで一段と日本木固有の美しさが、際立ちました。
ワックス掛けをお願いしているのは、宇都宮市の「美装」さん。いつもながら丁寧な仕事をしていただいています。
廊下の照明をつけると、灯りが廊下に映り込んで、「逆さ富士」ならぬ、「逆さ灯り」状態です(笑)。
このワックス‥、マニキュアというものだそうで、薄いガラスのコーティングをしているかのようです。
光沢だけでなく、埃もまとわりつかなくなり、掃除もしやすくなって、一挙両得・一石二鳥です。
「こんなに綺麗な廊下をみたことがない」というお客様もいらっしゃいますが、さらに磨きがかかりました。
また明日から、気分も一新にお客様をお迎えいたします。

2014年5月17日土曜日

今日から、26年産の「新茶」をお出ししています!

●風薫る五月といいますが、今日は爽やかな風が吹きわたり、春を満喫の日になりました。
数日前まで、淡い緑だった新緑も、一段と濃くなり、薫風に映える季節になりました。
私どもでは、今日から、お出しするお茶を今年の「新茶」にいたしました。
はるばるお越しいただくお客様に、最初に一服していただくお茶は大事だと思っており、茶葉は本場・静岡県からお取り寄せしております。
「お茶の片平商店」とは、もう40年近い取引きをさせていただいております。
お客様から、「美味しいお茶ですね。」とおっしゃっていただきますが、率直に申して、私どもの料金のクラスのお宿で使うお茶とは、一段階も二段階も違います。
(高級旅館に行っても、お茶にまでこだわるお宿は少ないように感じます。)

今年の新茶も、風味豊かで、春の味が口に広がります。
口に走る苦味と甘み・・、ホッと落ち着ける日本人の味だと思います。
どうぞ、美味しいお茶をお召し上がりください。
片平商店の皆さま、いつもいつも有り難うございます。お客様に喜んで召し上がっていただいております。



2014年5月2日金曜日

春の旬菜、たっぷり!

●11連休の方もいらっしゃる今年のゴールデンウィーク、折り返しも過ぎましたが、明日からが4連休で、やっとGW気分-という方も多いと思います。
私どもでも、忙しくお客様をお迎えしておりますが、この時期は、この季節ならではの旬の山菜をたくさんお出ししております。

ここは、深い山ですので、山菜の宝庫ですが、実は、自分達ではなかなか採ることができません。
お客様をお迎えしていると、その時間がありませんが、幸いなことに、ご近所(-といっても、人里離れた場所で、ご近所が遠いのですが・・・笑)の皆さんが、新鮮な朝採り山菜をたくさんわけてくださいます。
山菜って、採るのにも時間がかかりますし、下処理も、かける手間隙は相当なもので、それをしないと美味しいものに仕上がりません。(だから、お店では高級品になります。)
コゴミ ・ コシアブラ ・ タカノツメ ・ ゼンマイ ・セリ ・ 山ミツバ ・ 山ウド ・ タラの芽 ・ ワラビ ・ 竹の子(時期を追って孟宗竹、真竹、葉竹)・・ どれも、個性の強い春の味わいを持つ「山菜の優等生」です。

今朝は、近くの神原さんから、「ワラビやセリを採ったから取りに来て-。」と電話をいただきました。 
小林さんは、自宅の山で採った掘りたてタケノコを、薪で炊いた釜で茹でて持ってきてくれました。
(タケノコって、鮮度が命で、掘りに行く前に釜に火を入れて、持ち帰ったら直ぐに茹でるのが美味しく食べるコツですが、まさに、その状態のタケノコを届けてくれます。スーパーで売っている、切り口が乾いてしまったようなモノとは、味わいが全く違います。)
菊池さんは、今朝、5時に家を出て採ってきたというタラの芽やらコシアブラ、タカノツメを届けてくれました。

どれもこれも、春の深い味わいを感じる山菜ですが、一生懸命に採って届けてくれる皆さんの思いを有り難くいただいております。
小林さんも、神原さんも、菊池さんも・・、お客様とは触れあうことはありませんが、私どもの季節の旬の野菜・山菜は、こうした地元の皆さんに支えられています。

お昼にタケノコご飯にしましたが、香りふくよかで、大地の恵みを食べているのを実感しました。
いただいた葉物は、下処理をして、適度に湿らせたキッチンペーパーで包んでタッパで冷蔵保存します。
これで、GW最終日くらいのまでのお客様には、天ぷら、胡麻和え、サラダ、炒め煮、味噌汁など、春の旬菜をお楽しみいただけます。

直採り山菜は、この時期だけのものですが、季節毎の野菜なども、ご近所の皆さんにわけていただいていますので、新鮮ですし、なにより農薬を使用していないお野菜を食していただけます。
それぞれの、素材の味わいが分かるお客様には、必ず納得していただける素材です。
そんな素材が集まって、「美味しかった~!!」と言っていただけるお料理をお出しできています。
小林さんにも、神原さんにも、菊池さんにもに感謝して、お客様をお迎えしています。