2014年12月15日月曜日

美味しい納豆を召し上がってください

●友人と泊って忘年会をしてきました。
仕事がら、他の施設を見るのはとても勉強になり、忘年会といえども研修の一環です(笑)。

その宿は、栃木県でしたが、朝ご飯に出た納豆に違和感を感じました。
和皿の上に置かれているのは、カップに入ったままの納豆でした。

私どもでは、朝一番に厨房ですることは、納豆をパックから出して、何度も何度もよく混ぜておくことです。
この作業、意外と手間がかかりますが、どうしてその手間を惜しまないかというと、納豆は混ぜるほど糸がまろやかになり、食べやすくなりますし、風味や旨味が醸し出されてきます。
それを小鉢に取り分けてお出ししています。
(何十種類もの納豆を味見して、私どもでは、くめ納豆のものをチョイスしています。)

私どもでは、食材をどうお出しして、より美味しく召し上がっていただくか・・、いつも心を砕いておりますが、そうした一つひとつのことが、料理全体の味のハーモニーになっていると思いますし、
その結果として、「朝ご飯も美味しい」とお褒めいただくことにつながっていると思います。
こうした積み重ねが、朝ご飯からお客様平均・一人一合(約二杯分)のご飯を召し上がっていただくことになるのだと再認識してきました。

たかが納豆ですが、されど納豆-。
栃木のお宿は、私どもよりもず~っと料金の高いところでしたが、食への思いは私どもの方がはるかに高いと実感してきました。

納豆を食べるとき、よ~く混ぜて(納豆だけに、710回・・なっとぉ・・笑)、しばらくしてから召し上がってみて下さい。
お勧めの味に変身しますヨ。

2014年12月14日日曜日

「感激しました」の言葉、こちらこそ感激でした

●12月に入って、今年も残りわずかになりました。
昨日、立ち寄り湯にお迎えしたお客様-、 帰りがけに、『感激しました!』とおっしゃって下さいました。 
なにかとお伺いすると、『とってもよいお風呂で感激しました。趣味で、いろんな温泉に入っているけれど、とってもよいお風呂でした。』と、何度も何度もお褒めくださいました。
『施設もとっても綺麗にしているし、温泉の質も良いし、気持ち良く楽しめました。期待以上でした。』と言ってくださいました。

ここは、有名な温泉地でもありませんし、深い山の中にポツンとある小さな小さな一軒の鉱泉宿ですが、訪れた多くのお客様に同様の感想をたくさんいただいております。

ただ、立寄り湯のお客様は、お泊りの客様のいらっしゃらない時にしかお迎えしておりませんので、お断りせざるを得ないことも多々あり、心苦しい時もあります。
お泊りのお客様を迎えるのが本業で、お泊りのお客様にベストのお湯を提供したいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

お泊りでお出かけいただく価値がある「お湯」だと、自負しておりますが、お客様の「感激しました。」のストレートな言葉に、私どもも感激するとともに、この湯守り精神をどこまでも継続していきたいと思っております。


2014年11月2日日曜日

渋滞がゆえの出逢いでした

●私どもの近くにある竜神大吊橋。 今朝、NHKで放送されたらしく、ドライブの皆さんで県道が大渋滞でした。
茨城の紅葉の名所ですが、今年3月から日本一高いバンジージャンプがオープンし、恐いもの知らず(?)の皆さんで大賑わいしています。
飛ばなくても、それを見に来る方も多く、いま、茨城で一番ホットな観光名所だと思います。

そんな竜神大吊橋ですが、渋滞で行き着けない皆さんが、私どもの看板を見て、何組ものお客様が訪ねて下さいました。
前々から、ご予約のお客様で一杯でしたので、お迎えできませんでしたが、手が空いた時間帯にお越しいただいたお客様に館内をご覧いただくと、「設えをみて、お客様を迎えるスタンスが分かります」と、とてもお気に召していただき、ぜひお泊りにいらしたいとのこと-。 今月は、お客様の都合のよい日は全てふさがっておりましたが、来月の平日、サークルのお友達を誘ってお出かけいただけると、ご予約をいただきました。
竜神大吊橋が混雑していなかったら、私どもにお立ち寄りいただけることもなかったと思いますが、これも、渋滞がゆえの出逢いでした。

いまは、門の石灯をバックにツワブキの黄色い花がお客さまをお迎えしていますし、ドウダンツツジもここ3日位で急に赤く染まりました。
カマツカも、綺麗に紅葉していますし、なにより小さい赤い実が秋の味わいを醸しています。彼岸桜も咲きはじめ、今日の青空に映えていました。
わたしどもでは、それぞれの木々達が、秋の装いにお洒落を競う季節になりました。
これから日に日に、寒さが増しますが、それだけにお風呂が格別の季節です。
渋滞がご縁で、ご予約をいただける宿であることに有り難く思います。
ぽかぽかと、よく暖まるアルカリ質メタケイ酸泉のお風呂に、どうぞお出かけ下さい。

2014年10月16日木曜日

いらっしゃいませ!よりも…、ようこそ、お帰りなさい!

●先日、お客様とお話しをしておりましたら、私どもに来た最初の印象は、お宿というよりも瀟洒な民家という印象を受けたということでした。
これまでも、何人かのお客様に同様のお話しを伺いました。

私どもは、建物に宿を示す施設看板も出しておりませんし、玄関を入ってもロビー的な空間がありません。
これは、建築当初から意図した設計で、外観は普通の民家のように、さらに玄関に足を踏み入れた時も、お宿然とせず、田舎の親せきにきたような-、そんな宿でありたいというコンセプトで設計しております。
お客様を、大事な友人・知人、親せきを招くようにお迎えしたいという思いでのデザインです。

一方、宿には、非日常的な空間があることも大事な要素ですので、館内は、外からのイメージとは少し違ったデザインになっています。
お風呂までの廊下は、和の中に洋の空間が同居しており、建築デザインが好きなお客様は、「わあ、綺麗~!」とか、「へ~!」、「ステキ~!」と声を出されるお客様もたくさんいらっしゃいます。
日立市の荒井設計工房のデザインですが、梁をまたぐ束の角度などもご覧いただければと思います。

お顔なじみのお客様も多く、お馴染み様にご贔屓にしていただいておりますが、これからも建物に込めた思い同様、親せきや友人・知人を招く気持ちでお客様をお招きしてまいります。
言葉では、「いらっしゃいませ!」とご挨拶していますが、心の中では、「ようこそ、お帰りなさい!」の気持ちでお迎えしております。
このホームページを初めてご覧いただいたお客様には、いつか機会をおつくりいただいてお出かけいただけますと幸甚です。
お出かけいただいたことがあるお客様が、このホームページをご覧でしたら、またのお出かけをお待ち申し上げております。

今夜は、いつもより冷え込んでおります。
日中との寒暖差がある時期ですので、皆さま体調を壊しませんようになされてください。



2014年9月21日日曜日

クチコミでつながっています。

●先日お越しいただいたお客様、私どもにお泊りされたお客様から紹介されたという方でした。
その方曰く、「友人は、こうした施設に厳しくて、なかなか褒めないんだけど、ここはお薦めだと聞いたので、予約しました。」とのことでした。
「友人が褒めるのがどうしてか分かりました」と、そのお客様にもお気に召していただきました。
厳しいお客様に、お褒めいただけたこと、そして、ご友人にご紹介していただけたことに嬉しくなりました。 
こうして、お客様からお客様へ、人つながりでお客様をお迎えできることを大変有り難く思っております。

こちらは、明け方は冷え込むようになり、今年は庭のハゼやカマツカの木がすでに色づきはじめています。
お風呂が、一段と気持ちの良い季節になりました。
今日は、テレビで風邪薬のコマーシャルをしていました。
気温差のある時期です。どうぞ体調管理にお気を付け下さい。

いつか、お出かけいただける日をお待ちいたしております。






2014年8月11日月曜日

メダカも、お出迎え-。

●先日、お迎えしたM様ご一家。 シンガポール在住で、昨年、ネットで私どもをお知りいただき、お泊りいただきました。 
「昨年来て良かったから-」と、今年は連泊でご利用いただきました。
私どもにお出かけいただく前は、熱海の別荘に滞在されていたそうで、海と山を堪能されてお帰りでした。
「また、半年後くらいに来させていただきます」とお声かけくださり、お気に召していただいて、有り難くお見送りをいたしました。

ここは、深い山の中で、日常の喧騒から遮断されたような所ですが、お気に召していただくお客様が多く、恵まれた商売をさせていただいております。

今晩お迎えするお客様は、ゴルフにお出かけの際に、何度もご利用いただいているⅠ様のご紹介のご家族様。 このように、お客様がお客様を紹介してくださることも多く、新しい出逢いをさせていただいております。

今日は、お客様をお迎えする部屋に、メダカの水槽をディスプレイに飾りました。
水槽・・・といっても、パスタを入れる縦長の細い瓶ですが、これが意外とオシャレで、メダカがスイスイ泳ぐ姿は涼しげな空間になりました。
台風一過で、蒸し暑さが戻りましたが、眼でも、涼感を感じていただける事と思います。
お出迎え、完了です。

2014年8月2日土曜日

木村様、おめでとうございます。

●先日お越しいただいた根本様。 これまで何度もお越しいただいておりましたが、先日は、お義母さんの米寿のお祝いの席に私どもをご用命くださいました。
ご予約の時に、米寿のお祝いと聞いておりましたので、私どももサプライズで、朝食にお赤飯をご用意して、祝意を表しました。
お義母さんは、とてもとても88歳とは思えない、矍鑠とした方で、帰りがけに、「お心配りをたくさんいただいて、感謝しています。有り難うございます。」と握手を求められました。
私どもにまで、そのような思いをいただき、大変に嬉しく思いました。 握手は、両手で握り返しました。

木村様、暑さが続きますので、どうぞくれぐれもご自愛ください。

パンフレット以上のお宿と・・。

●先日、お泊りのお客様から、こんな言葉をいただきました。

「いろんな温泉に出かけて、いろんな旅館に泊っていますが、どこもパンフレットは良くできていても、パンフレット以上の宿はなかなか無いけれど、ここはパンフレット以上でした。もちろん、パンフレットもよくできているけれど、それ以上の中身でした。」

有り難いお言葉でした。
私どものパンフレットは、デザイナーの宮部先生に作っていただき、このホームページと同じテイストで作られております。
実際、パンフレットを見た大多数のお客様が手に取られており、宿の雰囲気そのままに、ほんわかとした暖かさが感じられる仕上がりになっていると思っております。
そんな、少し自慢のパンフでしたが、そのパンフレット以上の中身とのお褒めの言葉に、大変嬉しくなりました。
このホームページも然りですが、内容をお知らせしようとすると、どうしてもPR的になり、メージが膨らむ構成になりがちで、お風呂の写真などを見て実際に行ってみると、写真のアングルの違いなどから、だいぶイメージと違うような施設も多いと思います。
私どものデザイナーの先生は、人間目線で施設内外を捉えていただきましたので、紙面と実際とにギャップがないと思います。
このホームページも、お客様目線で、イメージを膨ませないようありのままを伝えることにしています。
ご覧いただいて、気になるお宿の一つになりましたら、どうぞお出かけ下さい。
お待ち申し上げております。

2014年7月26日土曜日

お客様に喜んでいただくことが、私どもの喜びです。

●お客様のお会計の際に、明細書をお渡しすると、「えっ、これでよいんですか?」と申されました。
ご予約の時に、料金も聞かれないまま、お伝えもしないままにお迎えしたお客様でした。
料金をお知らせしていても、たまに、「聞いている料金でよいんですか?」とか、「お安いと思います」と〝直球″で来るお客様もいらっしゃいます。
お迎えしたお客様に、満足していただいていると、私どもが実感する瞬間です。

基本的に、一日一組(最大でも二組まで)のお客様限定でお迎えしておりますので、2~3名様のお一組だけでご利用いただいたお客様には、コストパフォーマンスの高さを感じていただけることと思います。

私どもは、120年に渡り、細々と小さな宿の暖簾を繋いでおりますが、家訓は、『商いは、牛の涎』。
暴利をむさぼることなく、日々愚直にお客様をお迎えする・・、4代目の私どもが胸に刻んでいる言葉です。
私どもは、利益を第一目的に商売をしておりません。
一番は、お客様に喜んでいただくこと-。
そのために自分たちができることをする。
その結果として、お客様がお客様を紹介してくださるという先代からの教えを胸に刻んでおります。
なかなか、忙しさにまぎれ、本を読む時間もありませんが、先日、手にした本にこんな一節がありました。
「信」+「者」=「儲(け)」。
お客様に信者(ファン)になっていただくほどの宿になれれば自ずと・・・、と実感しました。

今夜の客様は、3度目のお越しです。
前に、友人に誘われて泊った時に良かったから-と、今日は兄妹会で大勢でお出かけ下さいました。
初めてお越しいただいた皆さまにも、お気に召していただいて、「茨城にも、こんな所があるのを知らなかった」と、お褒めの言葉をいただきました。
(明日、何をサービスしようかと思案中です・・笑。)

2014年7月14日月曜日

もう直ぐ、泊ってお得にバンジージャンプ!

●私どもから3㎞程のところにある竜神ダム。ここで、日本一高いバンジージャンプを飛ぶことができます。
3月のオープンから、既に4,200人近い方が飛んでいるそうで、「いま、日本で一番熱いアクティビティ」だと思います。

今日は、この運営会社と地元の宿泊施設がコラボして、お客様をお迎えしようという会議がありました。
バンジージャンプ料金は、通常14,000円ですが、提携旅館に泊ると、2,000円オフの12,000円になります。
お宿側も、何らかの特典をつけてお客様を迎えることになりますので、遠方から泊ってバンジーに来られる方には、メリットが多くなります。
予約システムが稼働するのは、もう少し先になりますが、2,000円お得になる情報です。
(システムが稼働しましたら、このHPでお知らせいたします。)

会議が終わってから、今日の参加者は、是非、バンジージャンプを体験(もちろん無料でー!)して欲しい・・ということでしたが、30人弱の参加者で、手を挙げた方はおりませんでした(笑)。

2014年7月13日日曜日

日本秘湯を守るの会のメンバーではありません。が・・、

●先日、お越しいただいたお客様から、「こちらは、『日本秘湯を守る会』の宿には入らないのですか?」と尋ねられました。
日本秘湯の会は、メジャーな会ですので、ご存知の方も多いと思います。
そのお客様は、秘湯を守る会の会員の宿を訪ね歩いていらっしゃるそうで、東日本を中心としてエリア内の5割近くのお宿に宿泊されたそうです。
なかには、「これで秘湯・・?、というような宿もあって、余りにも俗化されてしまっています(笑)」とおっしゃっておりました。
同じカテゴリーのお宿が、集団化してPRするのは、理知的だと思いますし、お客様側でも情報が得られやすいことから、お客様とお宿がウィンウィンの関係になれるのだと思います。

ただ、上記のように「これで秘湯・・?」と思われるお宿が参画するようになると、そこにイメージとのギャップが生じることも事実なのだろうと思いました。

私どもも、そのメンバーになろうとすると、会員資格は十二分にある「秘湯」だと思います。
しかし、会に参画してPRをする事に、私どもはあまり魅力を感じません。
これからも、旅行会社の運営するサイトに登録する事もなく、「知る人ぞ知る秘湯」の途を歩んでいこうと思っております。
お客様からお客様へクチコミで広がる商売を、これからも続けさせていただきます。

宿の情報を発信する手段として、このホームページは持っていますが、このHPも、「数ある温泉やお宿の中に埋もれてしまって、探し出すのが大変-。」と、お客様にご指摘を受けます。
HPも、宿と同じで〝隠れ家″なのかも知れません(笑)。
(偶然に、このHPにたどり着いたお客様がいらっしゃいましたら、ラッキーだと思います。)

今夜は、都内からの女性だけのグループのお客様をお迎え致します。
廊下など数カ所に生けたクチナシの真っ白い花が、この時期特有の甘~い香りを漂わせています。
これから、お茶のお香を焚いて、
お出迎え完了です。

2014年7月4日金曜日

泊って飲む-、新しい「花キン」スタイルです。

●今夜は、水戸の、とある協同組合の職員ご一同様方をお迎えしています。
仕事が終わってから水戸を出発するので、7時着・7時半宴会の予定でしたが、皆さまが着いたのは6時半前で、意外と近かったとおっしゃっておりました。
皆さま方、和やかで、和気あいあいに泊って過ごす「ハナ金」ですが、泊っての懇親会は、のんびりできますし、お風呂に入ってからのビールは格別の美味さだと思います。

初めてお越しいただいた皆さま方ですが、大層気に入ってくださり、「忘年会もここで-!」と、年末の金曜日で、私どもの空いている日を選んでご予約してくださいました。
私どもは、小さな小さな宿で、旅行会社と提携もしておりませんし、旅行サイトでお客様を誘導することもしておりませんが、こうしたお客様に愛されて、日々お客様をお迎えできる喜びを感じております。
明日は、ゴルフとのことですが、雨の心配もなく、気温も上がらない予報ですので、ゴルフ日和になると思います。
ただ、楽しく・美味しく飲んで、ボールが歪んで見える方がいないとよいのですが・・(笑)。

2014年6月27日金曜日

朝食の梅干し、自家製ですが、さらに一手間かけています。

●私どもでお出ししている梅干しを、「なんとも言えない味ですね」とおっしゃっていただくお客様がいらっしゃいます。
自家製の梅干しで、実は、漬け上がって完成した梅干しに、さらに一手間加えています。
できあがった梅干しを蒸して、塩分を抜き、さらに味を整え直しています。
そうする事によって、塩辛さが抜け、口当たりのまろやかな私どものオリジナル梅干しになります。

今日は、今年の梅を漬けました。
今年の梅は、ふっくらした実なりで、美味しい梅干しになりそうです。
今年は、重しに工夫をし、厚手のビニール袋に水を入れて重しにしました。
こうする事によって、梅全体に均一に重みがかかり、全ての梅の水分の抜け具合が一定になることから、バラツキのない仕上がり具合になると思います。
また、水をいれたビニール袋が容器に密着し、空気を遮断することからカビの発生も抑えられると思います。

お客様に、美味しい梅干しを召し上がっていただこうとすると、一個でも高価ですし、どうしてもソルビットなどの添加物が舌に残ります。
こうしたことから、梅干しも自家製、しかも蒸して味を整え直すのも先代の時から受け継いでいる方法でます。
この梅干しを、譲って欲しいというお客様もおりますが、数に限りがありますので、お泊りのお客様限定にさせていただいております。

また、今日は、青梅で甘露煮も作りました。
今夜のお客様のデザートは、この梅の甘露煮。甘さを控えめにし、ほど良い酸味とあいまって、「美味しかった」といっていただけるものに仕上がりました。
梅は、旬が短く、この時期にしかお出しできませんが、どうぞ季節の味をお楽しみください。

2014年6月21日土曜日

野鳥のオーケストラ、三光鳥もゼッコウチョー!!

●今年の梅雨は雨が少なく、このままだと、空梅雨でしょうか・・?
ここは、雨のない日は、たくさんの野鳥がさえずり、この時期は小鳥たちがオーケストラを奏でています。
なかでも、ウグイスと三光鳥は、とても響きわたる声で、「ホー・ホケキョ!」、「ヒ―・ツキ・ホシ・ホイホイホイ!!」と競うように鳴いていて、とても癒やされる競演です。
特に、三光鳥は、滅多に鳴き声を聞くことができない珍鳥ですが、私どもの周りには、毎年、何羽ものカップルが、ここで子育てをしています。
ぜひ、愛鳥家垂涎の三光鳥の声を聞きにお出かけ下さい。

今日、鳴いていたウグイスは、「ホー・ホケキョ」と、「ホー・ドッコイショ!」と聞こえる二種類がいました。
疲れているのは、ウグイスなのか、はたまた自分なのでしょうか・・・笑。




2014年6月9日月曜日

ご贔屓さま・・と、イチオシ・・と

●先日、お泊りいただいたお客様、会社のOB会でゴルフをしながら、年に2回、定期的にご利用いただいております。
前回は、私どもが一杯で予約が取れず、ある宿にされたとのことでしたが、皆さんで「やはり、ここがよい」と、早々と11月の次回の会のご予約をいただきました。
それも、私どもの空いている日を選んで、日程を決定していただきました。
お客様をお迎えする仕事をしていて、こんなに嬉しいことはございません。
私どもには、このようなお客様が、たくさんいらっしゃり、既に11月・12月のご予約をたくさんいただいております。
今夜のお客様も、ご贔屓にしてくださる方で、電話の声で顔が浮かぶ方です。
私どもの料理の、「優しい味わいが好き」とおっしゃっていただきます。                 
金曜日にお迎えするご一行様も、昨年に引き続き、お出かけいただく皆様です。
翌日ゴルフに行かれるので、降られないように降られないようにと祈っています。

今夜は、20時頃には、お風呂の真正面に月が来て、山並みの稜線に浮かぶおぼろ月は、ほんのりと癒やされる風景でした。
湯船から望む月は、私どもの「イチオシ」の一つです。   
もう直ぐ、ホタルも出ますので、ホタルが光を放って舞うさまも、期間限定の「イチオシ」です。
いまは、ツツジの植え込みにピンクに群れなして咲く花と、ヤマボウシの巨木の白い花とハナミズキのピンクの花のコントラストも「イチオシ」の風景です。
先週からは、愛鳥家垂涎の三光鳥が「ヒー・ツキ・ホシ・ホイ!ホイ!ホイ!!」 と独特の声を響き渡らせており、これも「イチオシ」です。
ここは、深い山の中ですが、だからこそ皆さんの日常では味わえない「イチオシ」がたくさんあります。
どうぞ、私どもの「イチオシ」を味わいにお出かけ下さい。 
お出かけをお待ち申し上げております。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                


2014年5月26日月曜日

オガタマの香りを添えてお出迎え

●今年は、この季節になっても寒暖の差が激しい日が続いています。
今年はバラが綺麗に咲かないように思いますが、皆さんの身近ではいかがですか?
私どものバラも、今年はハズレです。
バラの香りが好きで、赤・白・ピンク・黄色の4本を鉢で育てていますが、バラは好きな香りの「大関」で、好きな香りの「横綱」は、オガタマという花です。
あまり聞き慣なれない名前かもしれませんが、甘いバナナのような、クレープのような香りが、この時期には庭に漂います。
花をポケットに入れていると、体温で温められて香りが増して、何にも変えがたい天然のコロンのようです。
オガタマ…少し覚え難い名前ですが。、金木犀にもバラにも勝る香りで、宿の周りに何本も植えています。(「オガタマの宿」と冠を付けたいくらいです…笑)
この時期、私どもは、甘い香りを添えてお客様をお迎えしております。
皆さまの庭にも、お勧めです!





ガラスの輝き!

●今日は、営業を休んで、館内の床などのワックス掛けをしました。
私どもの廊下等は、赤松の合板を使用しており、明るい色調に赤松特有の木目が走っていますが、ワックスで一段と日本木固有の美しさが、際立ちました。
ワックス掛けをお願いしているのは、宇都宮市の「美装」さん。いつもながら丁寧な仕事をしていただいています。
廊下の照明をつけると、灯りが廊下に映り込んで、「逆さ富士」ならぬ、「逆さ灯り」状態です(笑)。
このワックス‥、マニキュアというものだそうで、薄いガラスのコーティングをしているかのようです。
光沢だけでなく、埃もまとわりつかなくなり、掃除もしやすくなって、一挙両得・一石二鳥です。
「こんなに綺麗な廊下をみたことがない」というお客様もいらっしゃいますが、さらに磨きがかかりました。
また明日から、気分も一新にお客様をお迎えいたします。

2014年5月17日土曜日

今日から、26年産の「新茶」をお出ししています!

●風薫る五月といいますが、今日は爽やかな風が吹きわたり、春を満喫の日になりました。
数日前まで、淡い緑だった新緑も、一段と濃くなり、薫風に映える季節になりました。
私どもでは、今日から、お出しするお茶を今年の「新茶」にいたしました。
はるばるお越しいただくお客様に、最初に一服していただくお茶は大事だと思っており、茶葉は本場・静岡県からお取り寄せしております。
「お茶の片平商店」とは、もう40年近い取引きをさせていただいております。
お客様から、「美味しいお茶ですね。」とおっしゃっていただきますが、率直に申して、私どもの料金のクラスのお宿で使うお茶とは、一段階も二段階も違います。
(高級旅館に行っても、お茶にまでこだわるお宿は少ないように感じます。)

今年の新茶も、風味豊かで、春の味が口に広がります。
口に走る苦味と甘み・・、ホッと落ち着ける日本人の味だと思います。
どうぞ、美味しいお茶をお召し上がりください。
片平商店の皆さま、いつもいつも有り難うございます。お客様に喜んで召し上がっていただいております。



2014年5月2日金曜日

春の旬菜、たっぷり!

●11連休の方もいらっしゃる今年のゴールデンウィーク、折り返しも過ぎましたが、明日からが4連休で、やっとGW気分-という方も多いと思います。
私どもでも、忙しくお客様をお迎えしておりますが、この時期は、この季節ならではの旬の山菜をたくさんお出ししております。

ここは、深い山ですので、山菜の宝庫ですが、実は、自分達ではなかなか採ることができません。
お客様をお迎えしていると、その時間がありませんが、幸いなことに、ご近所(-といっても、人里離れた場所で、ご近所が遠いのですが・・・笑)の皆さんが、新鮮な朝採り山菜をたくさんわけてくださいます。
山菜って、採るのにも時間がかかりますし、下処理も、かける手間隙は相当なもので、それをしないと美味しいものに仕上がりません。(だから、お店では高級品になります。)
コゴミ ・ コシアブラ ・ タカノツメ ・ ゼンマイ ・セリ ・ 山ミツバ ・ 山ウド ・ タラの芽 ・ ワラビ ・ 竹の子(時期を追って孟宗竹、真竹、葉竹)・・ どれも、個性の強い春の味わいを持つ「山菜の優等生」です。

今朝は、近くの神原さんから、「ワラビやセリを採ったから取りに来て-。」と電話をいただきました。 
小林さんは、自宅の山で採った掘りたてタケノコを、薪で炊いた釜で茹でて持ってきてくれました。
(タケノコって、鮮度が命で、掘りに行く前に釜に火を入れて、持ち帰ったら直ぐに茹でるのが美味しく食べるコツですが、まさに、その状態のタケノコを届けてくれます。スーパーで売っている、切り口が乾いてしまったようなモノとは、味わいが全く違います。)
菊池さんは、今朝、5時に家を出て採ってきたというタラの芽やらコシアブラ、タカノツメを届けてくれました。

どれもこれも、春の深い味わいを感じる山菜ですが、一生懸命に採って届けてくれる皆さんの思いを有り難くいただいております。
小林さんも、神原さんも、菊池さんも・・、お客様とは触れあうことはありませんが、私どもの季節の旬の野菜・山菜は、こうした地元の皆さんに支えられています。

お昼にタケノコご飯にしましたが、香りふくよかで、大地の恵みを食べているのを実感しました。
いただいた葉物は、下処理をして、適度に湿らせたキッチンペーパーで包んでタッパで冷蔵保存します。
これで、GW最終日くらいのまでのお客様には、天ぷら、胡麻和え、サラダ、炒め煮、味噌汁など、春の旬菜をお楽しみいただけます。

直採り山菜は、この時期だけのものですが、季節毎の野菜なども、ご近所の皆さんにわけていただいていますので、新鮮ですし、なにより農薬を使用していないお野菜を食していただけます。
それぞれの、素材の味わいが分かるお客様には、必ず納得していただける素材です。
そんな素材が集まって、「美味しかった~!!」と言っていただけるお料理をお出しできています。
小林さんにも、神原さんにも、菊池さんにもに感謝して、お客様をお迎えしています。



2014年4月24日木曜日

あの西村知美さんもお勧めの泉質です!

●先日、お泊りのお客様。 西村知美が、テレビで「メタケイ酸のお風呂はイイ~!」と言っていたのをみて、ネット検索をして、私どもをご予約してくださいました。
翌日、帰る時に、「お肌がしっとりとして気持ちいい」とおっしゃってくださいました。
 「シャンプーして、リンスをしなくても髪がまとまるお風呂でした。」とおっしゃるお客様もいらっしゃいました。
私どものメタケイ酸の鉱泉は、ゆる~いゼリーに入っているような滑らかなお風呂(湯舟で腕をすり合わせると、ツルツルなのがよくわかります)で、すごく暖まるのも特徴です。
そうそう・・、西村知美って、<温泉ソムリエ>の資格を持っている温泉のプロなんです
彼女お薦めの「メタケイ酸泉」のお風呂を、ぜひお試しください。



2014年4月10日木曜日

広告は・・。

●ある新聞社の方が見えられました。
近くの竜神大吊橋で開催される「鯉のぼり祭り」の特集を組むので、宿の広告を掲載しませんかということでした。

私どもは、大きな施設ではありませんし、クチコミでの客様を大切にお迎えしたいことから、これまで一度も有料広告を掲載したことがありません。
その旨をお話し、宿のなかをご案内させていただき、お風呂では、「湯船からホタルを見ることもあります」などと、お話ししておりましたら、「お客様をお迎えするスタンスがよくわかります。来てみないと分かりませんが、このような場所があったのですね」と、お帰りになりました。
地域振興の観点からは、広告の掲載に協力したい思いもありますが、その広告でお客様を増やそうという思いはありませんので、ご理解をいただくことにいたしました。

私どもの宿は、県道33号線から深い山あいに入ったところにあり、日常の喧騒から遮断されている場所です。
広告を出して、多くの方が訪れることを嫌うお客様にご愛顧をいただいて120年営業を続けさせていただいております。
これまでも、これからも、広告とは無縁の商売を続けていきたいと思っております。
リピーターの皆様や、この宿を友人・知人に紹介してくださるお客様、誰にも紹介しないで仲間内だけの隠れ宿として何度も何度もご利用していただけるお客様-、そうしたお客様だけをお迎えしてまいりたいと思っております。

広告のお声かけをいただいたのにもかかわらず、お断りしてしまって申し訳ありませんが、私どものスタンスです。ご理解ください。
 

今夜は、あるゴルフ場の支配人さんご一行様をお迎え致します。
庭の大きなミツマタの木や、椿、桜、アオキの赤い実など、春の花も満開で、まさに、お客様のお迎えに花を添えてお出迎えです。
お風呂からのぞめる川の小さな滝のせせらぎの音も、周りの景色のBGMとして春の風情を増しています。
今夜は、この春の初もののワラビをご用意して、舌でも春を感じていただこうと思っています。



2014年4月2日水曜日

お札になる木・・、花盛り!

●宿の庭に、ミツマタの大木が何本かあり、暖かさと共に花の黄色みが増して、見頃を迎えています。
淡く甘い優しい香りもして、花に首を突っ込んでいる蜂の気持ちも分かります・・・笑。
このミツマタ、昔は紙を漉く原料になった木で、強い和紙が作れることから、紙幣の原料ともいわれています。

(ここには、紙幣こそありませんが、原料はたくさんあります…笑)。
一番大きな木は、
樹齢30年。今日、測ってみたら直径5メートルありました。

隣にある紅梅も咲き始めて、二つの花のコントラストは、あたかも桃源郷のようです。
私どもでは、この二つの花の競演で、春が動き出したのを実感します。

このミツマタの木が、来週10日発行の「茨城読売タウンニュース」に取り上げられることになりました。
お客様しか見ることのできなかった大木が、多くの皆様に紙面を通してご覧いただけます。
同紙は、読売新聞に折り込まれて配達されますので、機会がありましたらご覧になってください。

私どもでは、敷地内に約50種の樹木がありますが、季節季節に味わいを増すような植成となっており、もう少し暖かくなると、オガタマの木の花が甘~~~い香りを漂わせます。
どんな花かは、咲き始めましたら、このブログで紹介します。

ミツマタは、一見の価値があろうかと思います。
どうぞ、お泊りにお出かけ下さい。

2014年4月1日火曜日

厳かで、和気あいあいの席でした。

●昔からお世話になっており、私どもをご贔屓にしていただくお客様の叙勲祝賀会にお招きをいただき、昨日、その会が盛大に開催されました。
永年にわたる社会への貢献が認められての受章ですが、350人の参列者の名簿を見て、改めて識人としての交友の広さを実感してきました。

私どもは、深い山の中で、世間から隔離されたような場所ですが、お陰さまで、たくさんの識者・賢人の皆様にご愛顧をいただき、宿を可愛がっていただくと共に、皆様と文化的なお付き合いもさせていただいております。
そのような交流から、お招きまでいただけることに、ただただ感謝です。
外山様、この度の叙勲、おめでとうございます。
これを契機として、益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。
お疲れでもあると思いますし、寒暖の差が激しい時期でもございます。
どうぞ、ご自愛ください。
また、お顔を拝見できる日を楽しみにしております。

2014年3月20日木曜日

フキノトウ味噌のレシピです。

●お客様から、フキノトウ味噌をどんなふうに作っているのか尋ねられました。
簡単ですので、お試しください-。
 

 採ってきたフキノトウをよく洗って、塩水でかるく茹でます。
それを、水に5~6時間さらして、よく搾ってから細かく刻んで、お味噌・砂糖・鰹節を和えます。
これで、完成です。
水にさらす時間で、苦味が調整できますので、苦味が走った方が好きな方は、この時間を短くするとよいと思います。
 いまだけしか味わえない春の味覚です。

 3日くらい前から、ウグイスもさえずり始めましたが、まだ、「ホー・ホケキョ」といえずに、「ホー・ホケ」だったり、「ケキョ・ケキョ」だったりします。
(♪カラオケの採点機だったら、50点くらいかもしれません・・笑)
 
 
 フキノトウも、ウグイスも、春の使者で、日増しに春めいています。
 ここは、山深いだけに、自然の躍動感をたっぷりと感じらます。
 
 目でも、舌でも、春を味わえますので、どうぞお出かけ下さい。


2014年3月18日火曜日

舌で味わう春

●ここ2~3日、春一番が吹こうかという温かい陽気になりました。
私どもの宿の周りでも、庭木や植物の芽が膨らんで、春の訪れを実感しています。

少し前から、フキノトウが芽を出し、これをお味噌にあえて、朝ご飯にお出ししていますが、皆様、ご飯がとてもすすんでいます。
柔らかいフキノトウを選んで、お味噌にあえてだすだけの簡単なものですが、自分でも、お代わりをしてしまって、ついつい食べ過ぎてしまっています(笑)。

フキノトウは、ちょっと苦みが走って、これを食べると春だな~と実感される方も多いと思います。
一度食べたことがある方には、必ず忘れられない味になっていると思います。

私どもでは、味噌も自家製で寝かせていますので、味噌の香りも違いますし、ご飯は、地元の小林茂夫さんが丹精込めて作っているコシヒカリの特上米(食味計で食味値89を叩き出した極上品です=食味値は、75が一般的なお米で、85あると超高級米として販売されています。)を使っていますので、熱々のご飯に乗せると味噌の香りが広まって、あとからフキノトウの苦味が追いかけてきます。

もしかしたら、若い世代のお客様にはフキノトウ味噌をご存知ない方もいるかもしれませんが、「美味しいご飯には、そんなに沢山オカズはいらない」というのを実感できる味です。

お米を作っている小林さんからも、たくさんフキノトウをいただいたので、フキノトウ味噌を作って冷凍しました。
しばらくの間は、フキノトウ味噌をお出しできると思います。
日本の朝ご飯(春バージョン)をご堪能ください。

2014年3月6日木曜日

お客様の声を、さらに励みに-!

●私どもでは、ご記入いただく宿泊者台帳に、ご意見ご感想をお寄せいただく欄を設けております。
夕べ、お泊りいただいたお客様-、次のように記して下さいました。

「北海道から九州まで、湯の旅をしましたが、こちらのお湯のつるつる感は初めてでした。
 どこをみても綺麗で、最高の、お・も・て・な・し・の心をいただき、ありがとうございました。
 料理も、口にあって最高でした。ごちそうさまでした。」

 
お客様に、お礼を申し上げるのは私どもの方ですけれども、村田様のように、お礼を記していただくお客様がほとんどで、お宿冥利に尽きるところでございます。

鹿島からの村田様、有り難うございました。
鹿島は、こちらより冷え込みは緩いと思いますが、まだまだ寒い日が続きます。
どうぞご自愛ください。
またのお出かけを、お待ち申し上げております。

2014年3月2日日曜日

バンジージャンパーの勇気を、ささやかなサービスで讃えます!

●いよいよ、「竜神大吊橋バンジージャンプ」が今日オープンしました!

竜神大吊橋は、歩行者専用の吊り橋として本州一の全長375メートルを誇り、四季折々に様々な絶景が楽しめる人気スポットですが、ここに日本一高い「竜神大吊橋バンジージャンプ」が3月1日、正式オープンしました。

吊橋から湖面まで、その高さは、なんと100メートル。
高いところが苦手な人には、渡るのさえも、ためらうような吊り橋で、高い場所を得意とするバンジージャンプのスタッフでさえ、「想像以上のスリル」と口を揃えてコメントしているほどだそうです。

百聞は一見にしかず・・・、どうぞ、お出かけていただいて、体験するもよし、恐いもの知らずのツワモノのジャンプを見るもよし、大自然のなかで感動・感激体験をされて下さい。

私どもでは、バンジージャンプを飛ばれた方に、その勇気を讃えて、「立ち寄り湯」・「お泊り」・「一日パック」のご利用時に、ご本人とご一緒の方全員にソフトドリンクを(お一人様一つ)サービスいたします。
(HPを見たとお伝えいただき、飛んだことが分かるものをご提示ください。)

ここでしかできない日本一体験です。
飛ぶか、見物するか・・、貴方はどちら派ですか?
私どもは、竜神大吊橋入口から県道を南に3キロほど進んだところにあります。
入口にワインカラーの看板がありますので、目印にされてお出かけ下さい。


観光いばらきHP

2014年2月24日月曜日

珈琲のお共の落花生

●私どもでは、珈琲をオーダーのお客様に、落花生(ピーナッツではなくて、殻付き落花生)かチーズを、お共としてお出ししております。
どちらも、珈琲のコクを増すお供として、相性抜群だと思っています。

私どもの珈琲は、小山の「珈琲工房ほろにが」から取り寄せており、美味しい珈琲ですネとよくお褒めをいただきますが、昨日のお客様には、お共にお出しした落花生もお褒めいただきました。

初めてお越しいただいたお客さまで、お風呂もご飯も、大層お気に召していただき、私どものこだわっている食材や設えを、鋭く指摘されるお客さまでした。
舌も目も肥えていらっしゃるお客様だと思っておりましたが、帰りがけにとどめを刺されました。

「珈琲も美味しいけれど、落花生も美味しくて、中国産を使っていないこだわりは立派!!」と、ズバリでした。
国産の落花生を言い当てる舌に、私どもは舌を巻きました。

実は、落花生にもこだわりをもって、国産のものをお出ししておりましたが、この落花生まで話題にされたお客様はおりませんでした。
一般的な中国産と国産品を比べると、料金の差も大きいのですが、香り、コク、香ばしさの違いは、それを上まわるものがあります。
落花生も、たかが珈琲のお共・・ではなく、されど珈琲のお共・・とこだわっておりましたので、そこに気づいていただいて、嬉しくなりました。

示唆に富んだお話もいただきました田山様、ありがとうございました。
またのお出かけいただけるとのこと-、是非、お待ち申し上げております。
まだまだ寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。


2014年2月18日火曜日

食材への想い

●昨日、お泊りいただいた久保木様ご夫妻。 お土産にと、「手打ち蕎麦」と「手造り納豆」をいただきました。
お蕎麦は、職人もビックリするような超極細、それでも断面は正方形で、コシも歯ごたえもあって、薫りも豊かでした。
建材関係の会社を営んでいらっしゃる社長さんで、蕎麦打ちは趣味で、でも、ご自身ではあまり食べられないそうです(笑)。
蕎麦好きが高じて、蕎麦の栽培までしているそうで、風味豊かな理由が分かりました。

納豆は、大豆の素材の味が良くわかるもので、関西の人も喜びそうな納豆臭さが抑えられたものでした。
どちらも、素材の味がよく分かるもので、丁寧で几帳面な仕事が偲ばれるものでした。
いろいろお話をうかがっていると、漬け物や味噌やいろいろな食料品を手作りされており、私どもでも大いに参考になるお話をたくさん伺うことができました。

食材は、完成品を買うのは簡単ですが、私どもでは、できる限り素材から手造りしております。
手作り食材は、かける手間隙は相当な時間になりますが、そのぶん、確実に味わいに違いが出ます。
久保木様の奥様から、煮物の「ゼンマイ」も「切干し大根」も美味しかったとお褒めをいただきました。
実は、ゼンマイも切干し大根も、私どもで手作りしたものでした。
完成品を買えば簡単ですが、なかなか良い食材は手に入らず、やはり料理になったときの味わいは格段に違います。
自然食材は完成させるまでに、長い時間と手間隙を費やしますが、普段から本物を召し上がられて、味の違いを分かられているお客様からいただいた「美味しかった」・・、特に嬉しく思いました。
昔は、いろいろな食材が手造りされていました。
そんな、手作り食材の味を知っているお客様に、昔のほのぼのとした深い味を楽しんでいただきたい岩倉鉱泉です。

久保木様ご夫妻、ありがとうございました。


2014年2月1日土曜日

商い冥利です。

●今日から2月になりました。
今日、昼の「一日パック」(お風呂・昼食付、個室利用)にお迎え致しましたお客様、10人乗りのワンボックスカーでお越しでした。
8人乗りまでの1BOXカーは一般的ですが、10人乗りは珍しく、お話をしていましたら、定年になって、お友達と出かけるために買ったクルマだそうです。
皆さま、朗らかで、和気あいあいとしており、人生をエンジョイされているのがうかがえました。

このクルマで、いろいろなお店やお宿にお出かけされている皆さま方に、お風呂もよいし、食事も美味しいし、綺麗だしとお褒めいただき、次回はお泊りに来ると、5月の土曜日のご予約をいただきました。
私どもは、泊って忘年会などにお越しいただき、また来年の忘年会のご予約をいただくお客様も多く、お気に召していただけること、大変うれしく思っております。
商売冥利に尽きるところです。
山田様ご一行様、ありがとうございました。
5月、新緑の緑と共にお待ち申し上げております。
まだまだ、寒さが厳しい日が続きます。
皆さま方、どうぞご自愛ください。

2014年1月12日日曜日

湖上100メートルから、飛べますか??

●私どもの近くにある「竜神大吊橋」。竜神ダムの湖上100メートルにかかる吊橋で、いらした方も多いと思います。
この大吊橋から、3月にバンジージャンプができるようになります。
100メートルの高さからのジャンプ(ダイブ・・・?)は、日本一の高さだそうで、世界でも有数の高さだそうです。
今日は、正式オープンに先立ち、今年成人を迎える地元の新成人が、いち早い体験ジャンプをしました。
それを取材に来たマスコミは、テレビキー局全て、新聞社も大手は全てで、その数30社だそうです。(マスコミ対応の企画会社の皆さんに夕べお泊りいただき、お話を伺いました)
今日は、さっそく夕方のフジテレビのニュースで、その映像が流れていました。
大吊橋を知っているだけに、その新成人に拍手でした!
あそこから飛び込めた勇気は、これからいろいろな壁にぶつかった時の自信になると思いました。

正式オープン後は、各局ともタレントさんなどを使った企画が各局目白押しだそうで、そんな番組を観ることもありそうです。
天気予報の、あの朝のキャスターも飛ぶ企画があるようです。(聞いたのですが、誰かは言えません・・笑)

飛んでみたい方、飛ぶなんてトンデモナイという方、さまざまだと思います。
飛ぶ人を見るだけでもスリルだと思います。
3月以降、話題騒然だと思います。怖いものを見たい方、どうぞお出かけ下さい。

2014年1月6日月曜日

筆は持ちませんが、これも「書き初め」・・?(←このブログのことです)

今年の年末年始は、土日の関係で9連休という方も多かったと思います。
・・で、今日が仕事始めという方も多かったのではないでしょうか?
私どもも、お休みの方が多かったためか、年末年始はたくさんのご予約の電話をいただきました。

ただ、もとより多くのお客さまをお迎え致しませんので、お断りせざるを得ないお客様も多く、ご迷惑をおかけいたしました。
余暇産業は、皆さんが忙しくなると一段落しますので、私どもも今日は、前から完全休業としておりました。
で・・・、繰り出したのが、古民具屋さんです。
で・・・、2点ほどお買い上げしてきました。

一つは、ガラス製のハエ取り瓶です。
昔のお金持ちは、このようなモノを使っていたんだと偲ばれるもので、面白い形をしていています。手吹きの硝子で、手作り感ざっくりです。
これに水を張って、メダカを飼おうと思っています。
お部屋に置いたら、珍しいディスプレイとなりそうです。

もう一つは、染色の紋様の渋紙の型彫りです。
反物を染める為の図案で、緻密な手仕事が偲ばれる渋いもので、これを額装しようと思っています。
書や絵画では持ち得ない味わいのある芸術品だと思います。

どちらも、職人技が冴えるもので、長く時を経た時空感があります。
趣味のものでもありますが、お客様にご覧いただくものでもあります。

お越しいただいて、目に触れましたらお声かけください。
話題が膨らむこと然りです。

今年も、皆さまのお出かけを心からお待ち申し上げております。