2014年7月26日土曜日

お客様に喜んでいただくことが、私どもの喜びです。

●お客様のお会計の際に、明細書をお渡しすると、「えっ、これでよいんですか?」と申されました。
ご予約の時に、料金も聞かれないまま、お伝えもしないままにお迎えしたお客様でした。
料金をお知らせしていても、たまに、「聞いている料金でよいんですか?」とか、「お安いと思います」と〝直球″で来るお客様もいらっしゃいます。
お迎えしたお客様に、満足していただいていると、私どもが実感する瞬間です。

基本的に、一日一組(最大でも二組まで)のお客様限定でお迎えしておりますので、2~3名様のお一組だけでご利用いただいたお客様には、コストパフォーマンスの高さを感じていただけることと思います。

私どもは、120年に渡り、細々と小さな宿の暖簾を繋いでおりますが、家訓は、『商いは、牛の涎』。
暴利をむさぼることなく、日々愚直にお客様をお迎えする・・、4代目の私どもが胸に刻んでいる言葉です。
私どもは、利益を第一目的に商売をしておりません。
一番は、お客様に喜んでいただくこと-。
そのために自分たちができることをする。
その結果として、お客様がお客様を紹介してくださるという先代からの教えを胸に刻んでおります。
なかなか、忙しさにまぎれ、本を読む時間もありませんが、先日、手にした本にこんな一節がありました。
「信」+「者」=「儲(け)」。
お客様に信者(ファン)になっていただくほどの宿になれれば自ずと・・・、と実感しました。

今夜の客様は、3度目のお越しです。
前に、友人に誘われて泊った時に良かったから-と、今日は兄妹会で大勢でお出かけ下さいました。
初めてお越しいただいた皆さまにも、お気に召していただいて、「茨城にも、こんな所があるのを知らなかった」と、お褒めの言葉をいただきました。
(明日、何をサービスしようかと思案中です・・笑。)

0 件のコメント:

コメントを投稿