2014年3月18日火曜日

舌で味わう春

●ここ2~3日、春一番が吹こうかという温かい陽気になりました。
私どもの宿の周りでも、庭木や植物の芽が膨らんで、春の訪れを実感しています。

少し前から、フキノトウが芽を出し、これをお味噌にあえて、朝ご飯にお出ししていますが、皆様、ご飯がとてもすすんでいます。
柔らかいフキノトウを選んで、お味噌にあえてだすだけの簡単なものですが、自分でも、お代わりをしてしまって、ついつい食べ過ぎてしまっています(笑)。

フキノトウは、ちょっと苦みが走って、これを食べると春だな~と実感される方も多いと思います。
一度食べたことがある方には、必ず忘れられない味になっていると思います。

私どもでは、味噌も自家製で寝かせていますので、味噌の香りも違いますし、ご飯は、地元の小林茂夫さんが丹精込めて作っているコシヒカリの特上米(食味計で食味値89を叩き出した極上品です=食味値は、75が一般的なお米で、85あると超高級米として販売されています。)を使っていますので、熱々のご飯に乗せると味噌の香りが広まって、あとからフキノトウの苦味が追いかけてきます。

もしかしたら、若い世代のお客様にはフキノトウ味噌をご存知ない方もいるかもしれませんが、「美味しいご飯には、そんなに沢山オカズはいらない」というのを実感できる味です。

お米を作っている小林さんからも、たくさんフキノトウをいただいたので、フキノトウ味噌を作って冷凍しました。
しばらくの間は、フキノトウ味噌をお出しできると思います。
日本の朝ご飯(春バージョン)をご堪能ください。

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